大阪湾海岸生物研究会のブログ

大阪湾海岸生物研究会の活動(定点調査や勉強会)の案内や記録のほか、大阪湾を中心とする海の生き物について書きます。

【記録】2014年長崎海岸定点調査

予定していた2回(3月30日城ヶ崎、4月29日戎崎)が雨にたたられて中止となっていたため、今年初めての定点調査となりました。参加会員27名。
記録された海岸生物は全部で258種、その内訳は次のとおりです。

昨年と同じように夜は宿泊研修を行い、翌日は大阪市立自然史博物館の観察会「海べのしぜん」に合流しました。記録には夜の研修や観察会のデータも追加されています。昨年の長崎海岸の記録(222種)より多くなっています。
タイラカイメン属の1種、オロチヒモムシ?、キクメウスコケムシ、タマツボ、ムラサキシマシリス、イソミミズハゼの6種が本会の定点調査としては初記録です。
また、ヒメクボガイが今回見つかりました。紀伊水道ではふつうにみられるものですが、大阪湾の定点調査では1980年の田倉崎海岸に次ぐ2度目の記録となります。(山西)