大阪湾海岸生物研究会のブログ

大阪湾海岸生物研究会の活動(定点調査や勉強会)の案内や記録のほか、大阪湾を中心とする海の生き物について書きます。

合宿「三浦半島・三崎」2日目

今日は朝から油壷湾に出ました。油壷湾は実験所をはさんで荒井浜の反対側に位置します。岩礁、転石、小規模な干潟などが見られます。


タモ網、スコップ、ピンセットなどなど、各自のお目当てに応じた道具を持って繰り出します。


拾った木の枝を折ったところ、フナクイムシがいました。


転石の裏で見つけたニッポンマメアゲマキ。


タツナミガイ。気付かずに踏む人続出でした。かわいそうに。


この日はミヤコウミウシがたくさんいました。


オヨギイソギンチャク。大阪湾ではほとんど見られないため、人気者でした。


夕方から、今回の合宿をお世話してくださった実験所の幸塚さんに所内の案内をして頂きました。この建物は実験所附属の水族館。1932年から1970年まで開館していました。合宿の参加者の中にも子どもの頃来たことがある、という方がおられました。中には汽車窓式の水槽が往時のまま残っています。

夜は三崎港の居酒屋に繰り出し、まぐろ三昧の宴会でした。居酒屋の瓶ビールがなくなるくらい飲みました。

(石田)