2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
アベミドリガイ Elysia abei Baba, 1955 戎崎定点調査で採集されたもので、持ち帰り同定したものです。この写真ではわかりにくいですが、橙赤色の細点が散在します(種の特徴)。粘液を出すため、検鏡時に付着したゴミをとるのに苦労しました。 (石田)
第3回の定点調査(長崎)を下記により実施します。皆様の参加をお待ちしております。 実施日:5月18日(土) 調査地:岬町 長崎海岸 集合:午前10時、南海本線みさき公園駅、公園側の改札を出た所。難波9:10発特急サザンに乗るとみさき公園9:57着。みさき公…
カイメン類 Mycale nullarosette 和名なし 花岡さんが見つけてくれました。緑色の饅頭型をしたカイメンで、触るととても柔らかく弾力があります。 OKKメーリングリストでも紹介しましたが、この種の詳細については以下のページをご参照ください。 Mycale (Ca…
MLでお伝えしていた山西さん採集のワラジムシの種名がわかりましたので、報告します。シロハマワラジムシ Armadilloniscus albus Nunomura, 1984 です(写真1)。何とタイプ産地は岬町の砂利海岸だそうです。 写真1. シロハマワラジムシ(スケール:1 mm) …
本日の定点調査(戎崎)は予定通り実施します。 (石田)
4月7日の定点調査で持ち帰った種について報告します. ヒモイカリナマコ Patinapta ooplax (von Marenzeller, 1882) この仲間は,体の表面に船の錨のような骨片をもちます. ヒモイカリナマコの骨片 ヒモイカリナマコツマミガイ Hypermastus lacteus (A. Ada…
現地でわからなかった小型のカニ(甲幅5mm程度)について、持ち帰って同定しました。ヤハズマメガニダマシ Sakaina incisa Sakai, 1969 でした。本州太平洋側で記録があるマメガニダマシ属のうち、マメガニダマシ S. asiatica (Sakai, 1933) もよく似ていま…
Tanystylum ulreungum 和名なし イタボヤ科(ボトリルス科)のホヤと一緒に採集されました。肢を拡げても4mmくらいの小型のウミグモです(写真1)。鋏肢がありますが、写真2の矢印aで示すように鋏節は退化的で、イソウミグモ科のウミグモであることがわかり…
4月7日の豊国崎定点調査の追加種です。・イシマテガイ:現地でのチェックの際に言い忘れていました。・サミドリサシバ:持ち帰り同定。・イシイソゴカイ:持ち帰り同定。・イワムシ:現地でまとめの後に確認しました。・フタエラフサゴカイ:持ち帰り同定。…
第1回の定点調査(豊国崎)は好天に恵まれました。続いて第2回(戎崎)を次の要領で実施します。 実施日:4月20日(土) 調査地:和歌山市大川 戎崎海岸 集合:9時50分、南海電鉄多奈川駅前。難波からは8:45発特急サザンに乗り、みさき公園駅で多奈川行きに…
昨日の豊国崎の出現種ですが、以下のように修正します。 ・ヒラタウミセミorハバヒロコツブムシ→ハバヒロコツブムシ(採集した3個体とも本種でした。実は観察会終了後、すぐそばの東川河口でも採集を行いましたが、プロポーションが異なっており、別種の可能…
本日の定点調査(豊国崎)は予定通り実施します。 (石田)
実施日:4月7日(日) 調査地:岬町多奈川 豊国崎海岸 集合:10時50分、南海電鉄多奈川駅前。難波からは9:45発特急サザンに乗車、みさき公園駅で多奈川行に乗り換え。多奈川駅から現地まで徒歩約30分。 干潮: 14:02、18cm解散:午後3時半ごろ、現地で持ち…