2021-01-01から1年間の記事一覧
大阪海岸生物研究会の皆様 こんにちは。竹之内です。今度友人の黒住さんが図鑑を書いたので紹介させていただきます。なおこの本は自然史博でも購入できます。 読書百遍義自ずから通ずという言葉がある。難しい本でも何度も繰り返し読んでいるうちに自然と意…
okkの皆様 相変わらずのコロナですが、いかがお過ごしでしょうか。 今日、大風が吹きましたので、夕方にぴちぴちビーチを散歩したところ、変わった生物を採集しました。 普段は打上ることのないウミウシ類が2種、生きたまま打上っていました。 写真1は約13cm…
豊国崎の定点で有山さんが転石下から採集された笠形の貝を持ち帰って調べたところ、セムシマドアキガイRimula cumingii A. Adams, 1853でした。殻の前側、正中線の肋上にしずく型の孔が開きます。「干潟の絶滅危惧動物図鑑」(日本ベントス学会編, 2012)で…
昨日の観察会はほとんど雨が降らずに、よかったですね。 「まとめ」の結果の補足・追加です。 ・ウミグモ類はシマウミグモでした。 ・ハバヒロコツブムシはこの種とヒラタウミセミが混在していました。 ・テッポウエビ属も2種が混ざっていました。詳細は下記…
本日(6月26日)の豊国崎定点調査は予定どおり実施します。念のため雨具をお持ちください。(石田)
大阪府に出されていた緊急事態宣言が解除されましたので、6月26日(土)の定点調査は実施します。ただし感染リスクを少しでも減らすため、今回は自家用車の乗り合いが必要になる戎崎ではなく、豊国崎に変更します。また、雨天の場合は翌27日(日)に順延しま…
コブヒラコケムシ Schizoporella japonica 黄白色の色彩のコケムシで、腹壁には全体にわたって偽孔と呼ばれる孔状組織が分布しています。また、虫室口の下縁にはU字型の湾入があって、多くの場合、その片側または両側に鳥頭体があります(図1、図2)。この種…
雨が上がりかけていたので、城ヶ崎に行ってきました。こんな日に来る人はいるのかな、と思っていたら、何と5名以上の会員が来ていました(写真1)。 潮はそれほど干かなかったのですが、かなり多くの種類が観察できました。ここでは、シラモ Gracilaria parv…
緊急事態宣言が6月20日まで延長されたことに伴い、4月の田倉崎、5月の長崎に引き続き、6月13日(日)の城ヶ崎の定点調査も個別調査に切り替えます。今年6月中旬から6月下旬までの間、個人的に城ヶ崎へ行く人がいれば、出現種を記録しておいてもらい、それら…
フルイヒラフジツボ Tetraclitella (Eotetraclitella) pilsbryi 有山さんが長崎海岸を訪れた翌々日(15日)、私もそこへ行ってみました。そのときちょっと珍しいフジツボを見つけましたので報告します。下の写真1がそうなのですが、フルイヒラフジツボと言い…
昨日、長崎海岸に行ってきました。今回は一人ぼっちです。 潮の引きはもう一つだったのですが、そこそこ種数は出現しました。 そこで見つかった海藻と二枚貝を1種ずつ紹介します。 これはハバモドキPunctaria latifoliaという褐藻です。タイドプールの中に生…
okkの皆様 非常事態宣言で大変なことになっていますね。 さて、当研究会の田倉崎定点調査は昨日(4/29)の予定だったのですが、コロナの関係で中止になったので、本日、個別調査に行ってきました。私一人かなと思ってたのですが、他に3名の方が来られていま…
今年の研究発表会・総会はZoomで行います。会員の方にはZoomのアドレスをお知らせしました。非会員で研究発表を聴講ご希望の方は、大阪市立自然史博物館の石田(iso@mus-nh.city.osaka.jp)までお問い合わせください。 日時:2月21日(日) 13時30分〜17時3…