2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
田倉崎の追加をします。まだ同定途中ですが、同定が出来たものを報告します。 海綿動物 1.ムラサキカイメン(Haliclona (Reniera) cinerea) 塔状に立ち上がる出水管はありませんが、はっきりとした出水孔が見られます。骨片は桿状体のみで、長さは110μm前…
渡部です田倉崎観察会の補足及び修正です.ヤドカリ類について, クロシマホンヤドカリとした個体は,その後の検鏡の結果もクロシマホンヤドカリ Pagurus nigrivittatus Komai, 2003 でした.定点調査では初記録のようです(写真1). イクビホンヤドカリ?…
有山です。昨日の田倉崎の追加情報です。 [追加種] ボタンアオサ フタツメイソウミグモ *提供いただいたモエビ類は、普通種イソモエビの色彩変異でした(写真1・2)。 [名前の変更] イソヤムシ→カエデイソヤムシParaspadella gotoi Casanova, 1990(写真…
本日の田倉崎定点調査は予定通り実施します。
今年の付着生物学会で、新たな外来フジツボについての発表がありました。フジツボの種名はPerforatus perforatusと言います。和名はまだありません。写真のようなフジツボです。一見オオアカフジツボのようにも見える色彩をしていますが、輻部の上縁が傾斜す…
2回目の定点調査は田倉崎海岸で実施します。昨年、一昨年と雨のために2年連続で中止となっている所です。好天を祈りましょう。 調査地:和歌山市加太 田倉崎海岸 実施日:4月27日(土) 集合:午前9時50分、南海電鉄加太駅前。難波8時15分発特急…
3月31日、11:30-15:30 和歌山市深山 城ヶ崎海岸春先は天気が不安定です。今年もあやしい雲行きでしたが幸い雨に降られずに調査を終えることができました。会員の参加は25名、大阪市立自然史博物館友の会の海藻を食べる行事と合流して春の磯を観察しました…
3月31日の城ヶ崎の定点調査で見つかったヒザラガイの不明種ですが、殻板上に粒の並んだ放射肋があること、中間板の肋域に網目状彫刻があること(上写真)、肉帯上に小針を生じた棘を持つこと(下写真)、などの特徴からヒゲヒザラガイ(Mopalia retifera)と同…
昨日、okkメーリングリストでウデコブコケムシが採集されたことをご紹介しましたが、言葉だけではイメージがわかないので写真でもご紹介することにしました。 全体は円に近い形をしています(上写真)。この標本では薄いシートのように広がっていますが、成…