6月7日の田倉崎定点調査で見つかったヒラムシです。絵合わせになりますが、薄ピンクの地に黒っぽい不規則な斑点、体側のオレンジと黒の縁取りなどの特徴から、ニッポンニセツノヒラムシ Pseudoceros nipponicus Katô, 1944としてよいと思われます。房総半島以南の磯で見つかるようですが、定点調査では今までほとんど記録されていません。
ニッポンニセツノヒラムシという和名は、千葉県立中央博物館分館海の博物館の奥野淳兒さんが書かれた「ヒラムシの博物誌」(2015年,千葉県立中央博物館分館海の博物館)で新称されたものです。
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/UMIHAKU/contents/1521849666827/simple/Part5.pdf
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(石田)