当研究会では1980年から大阪湾南東岸での岩礁潮間帯生物相の定点調査を行っていますが、このたび、そのうちの1991年から2020年までの全データについて、J-OBIS(日本海洋生物多様性情報連携センター)のデータベースに登録しました。これによって、国際的な海洋生物の分布・多様性データベースである「OBIS」と、JAMSTECが運用する日本周辺の海洋生物の情報データベースである「BISMaL」で定点調査のデータが公開され、誰でも利用可能な状態になりました。種数としては871種(タクソン数は1001)で、データのレコード数は約9万7千件になります。
今回の登録によって可能になること
今回の登録によって、以下のことが可能になります。
- 種名、地点、期間などを指定して、出現記録の検索が可能です。
- 従来も「自然史研究」で5年ごとにデータを印刷物として出版していましたが、今回の登録によって、個別の記録(例えば「1993年4月25日の戎崎でアミジグサを確認」など)に固有の情報IDがつきましたので、個別に引用が可能になります。
- 国際的なデータベースで提供されていますので、私たちの取ったデータが海外の研究者にも利用される可能性が高くなります。また、大阪湾に限らず、より広域なスケールでの研究に活用される可能性もあります。
データへのリンク
今回の登録に関する主なリンクは以下の通りです。
その他・謝辞
1990年以前のデータは現在個別の記録の確認作業を進めていますので、確認が終わり次第追加で登録をします。
今回の登録作業ではJ-OBISとBISMaLを運用しているJAMSTECの細野隆史さんに多大なご協力を賜りました。この場でお礼を申し上げます。