本日の調査、雨の中ご苦労様でした。
現地で報告した種類ですが、訂正があります。
[海藻類]
アオサ類(おそらくミナミアオサ、打ち上げではなく生育していると考えられるので、干潟)
ホソジュズモ(オゴノリ体上、干潟)
[二枚貝類]
ホトトギスガイ(干潟)
アサリ(干潟)
[ヨコエビ類]
モズミヨコエビ(干潟、オゴノリ体上に多い)
ニホンドロソコエビ(干潟)
オオサカドロソコエビ(転石)
アリアケドロクダムシ(干潟)
ポシェットトゲオヨコエビ→削除
シミズメリタヨコエビ(干潟、転石)
フサゲモクズ(転石)
ハケモクズ(干潟)
カマキリヨコエビ属の1種(干潟)
これらの内オオサカドロソコエビは、淀川河口と岬町の2河口のみしか見つかっておらず、干潟の絶滅危惧動物図鑑で「準絶滅危惧」、大阪府レッドリストでも「絶滅危惧Ⅰ類」に指定されており、とても貴重な種です。近縁のシマドロソコエビが大量に生息していましたが、本種の採集数は2個体のみで、生息量は少ないものと考えられます。写真を添付します。(有山)